(※写真は、トルコのイスタンブールにある日本人宿の壁に貼ってあったメッセージ。)
これまで、同じ本を10冊以上買ったことがありますか?
普通は無いですよね…。笑
僕は1冊だけ、10冊以上買ったことがある本があります。
(ちょっとややこしい表現ですね)
その本のタイトルは、
『1歳から100歳の夢』という本。
6年前ぐらいに下北沢のヴィレッジヴァンガードで見つけて、
パラパラめくって素敵だなぁと思い、即購入しました。
自分用ではなく、友人への誕生日プレゼントでした。
それから誰かの誕生日の度にその本をプレゼントしていました。
そろそろ合計で10冊を越えたんじゃないかなぁって。
それぐらい素敵な本でした。
本の中身はどうなっているかというと、
1歳の赤ちゃんから、100歳のご老人の方まで、
それぞれの年齢の人たちの夢が書いてあるんです。
夢の見出しと、その内容や背景が書かれています。
1歳だと、お絵かきみたいなものですね。
7歳ぐらいから、作文のように文章になってきます。
7歳の少年の夢は、「レスキュー隊になること」
8歳の少年の夢は、「お父さんみたいな大人になること」
16歳の少女の夢は、「オペラ歌手になること」
22歳の青年の夢は、「美しい花火をつくる花火師になること」
33歳の新米パパの夢は、
「宝物である子供たちがこの先、10年後20年後でも自分の将来に夢や希望、
そして大きな目標を持ち続けることができる環境をつくることです。」
60歳の男性のメッセージは、
「老人こそ大志を抱け。」
91歳で大学に入学し、写真を学び始めたお爺さんの夢。
そして、100歳の方の夢。
100人分の素敵な夢が詰まった、本当に素敵な本との出逢いでした。
たまにその本を開いて、今の自分と同じ年齢の人の夢を見なおしたりします。
すると、「よし、自分も頑張ろう!」って思えてくるんですよね。
僕が同じ本を何冊も買うなんて、人生でたった一度っきり、この本だけでした。
そして、僕は今月下旬に、この本をつくった出版社から本を出版することになりました。
出版社の編集の方からメールを頂いた時、運命だと思えました。
もちろん、それだけで本を一緒につくらせて頂くことを決めたわけではないですが、
やっぱり僕の心のどこかで大好きだったアノ本をつくった出版社と一緒に本をつくりたいと思う気持ちはありました。
人生ってオモシロイですよね。
僕の新しい本については、情報を出せるタイミングでまた案内したいと思います。
大好きな本だったので、宣伝でした。笑
太田英基
@mohideki
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