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旅雑記

世界一周の旅に出て、半年が経ったので少し振り返る。

2011/03/29  

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旅立って半年が過ぎました。
つい少し前に南米ブラジルを発って、
アフリカの経由途中でポルトガルへ来たところです。

この後、モロッコからエジプト、ケニア、ルワンダ、タンザニア(未定)と、
アフリカ大陸を少しまわることなります。

ここで少しだけ、
これまでの旅を振り返ってみたいと思います。

北米、中米、南米と、訪れる場所、全てが初めての土地。

これまで訪れたのは英語留学で滞在していたフィリピンを入れて、
アメリカ、グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグア、コスタリカ、
ベリーズ、メキシコ、キューバ、ペルー、ボリビア、チリ、
アルゼンチン、ブラジルと14ヶ国になります。

ポルトガルで15ヶ国目になります。
この後、あと1年かけて30ヶ国程度、訪れる予定です。

半年も旅をしていれば当然ですが、本当に色々なことがありました。

シリコンバレーでは
多くの輝く人達に逢ったり、悔しい思いをしたり、
アップル社でリンゴ食べてみたり、スタンフォード大学行ってみたり、

ロサンゼルスでは
市営バスに乗ったら英語じゃなくてスペイン語しか話されてないことに驚いたり、

ラスベガスでは
希望を捨てていないホームレスに出逢ったり、
グランドキャニオン行ってみたり、中国人の購買力を目の当たりにしたり、

ニューヨークでは
マンハッタンの黒人教会の礼拝に衝撃を受けたり、
ニューヨークで日本人コミュニティに取り組んでいる方々にお逢いしたり、

グアテマラでは
スペイン語学校に通ってみたり、初めて旅路で仲良い外国人の友達ができたり、
イスラエル人は女子も兵役2年あることを知ったり、その子は普通に可愛らしい女の子なんだけど、
「兵役では何してたの?」と聞くと、
「私は兵器の研究と利用指導をしていたわ。」と答えがきて絶句したり、

ホンジュラスでは
田舎のお家に泊まらせて貰ったり、
ニカラグアはスルッと通り抜けたり、

コスタリカでは
日本語学校やジャングルツアーに参加してみたり、
女性専用の銀行があったり、発展していると思ったら田舎は他の中米と同じだったり、

ベリーズでは
僕の人生で一番綺麗な海を見させてもらったり、
更に凄まじいマヤの洞窟を探検したり、
ゲストハウスで一緒に馬鹿したおじいちゃんがUCバークレーの教授で本気驚いたり、

キューバでは
資本主義とは異なる社会主義や、キューバ革命について学ばせて貰ったり、
貧乏な国だなぁって思ったり、でも豊かさって何だろうって考えたり、
何でだかキューバ人の結婚式に参加したり、ベルギー人と一緒にチェ・ゲバラの慰霊碑に逢いに行ったり、
サルサの国キューバなのに田舎町の音楽ライブではメタリカやジョンレノンとかのRockを聴いて感動したり、
キューバは人種差別が本当に無いことに対して、アメリカ人が感激していたり、

メキシコでは
初対面なのにクリスマスパーティーに招待してもらって、
しかも僕にプレゼントまで用意してくれた優しすぎるメキシコ人達に出逢ったり、
年越しイベントで大失敗したり、キリスト教改宗の為の拷問・処刑場見学したり、タコス食べ飽きたり、

年明けのヒューストンでは
NASAのロケットを見たり、
宇宙飛行士が英雄化されていて、子供の憧れなんだなぁって思って、
日本の若者は皆、政治家を志す人がいないからヤバイなぁって思ったり、
沖縄県警から連絡がきて、警察とやり取りしたり…
(僕は悪いことしてませんよ。事情聴取的な。)

ペルーでは
ペルー人にすき焼きを振舞おうとするも、
薄切り牛肉がなくて水炊きに変更したり、
安いからという理由で中華ばっかり食べてたり、
めちゃくちゃ綺麗な噴水ショーを観たり、
初めて日本人移民のことについて学んだり、
厚生労働省の人が実施した日系人労働者の労働状況についてのセミナーに出てみたりとか、
めっちゃ優しい警察官に出逢ったりとか、マチュピチュ登ったり、アルパカ食べたりとか、

ボリビアでは
犬に噛まれて狂犬病注射に通ったり、
テキサスポーカーをボリビア人達と朝までやったり、
小学生が中型バイクに乗っているのをみて、
隣に居た人に「あれ、大丈夫?」と聞いたら、
「おお、ガキ共は車だって運転するぜ!」と言われて唖然としたり、
ボリビアにいる日本人移住地に訪問したり、リャマ食べたり、ウユニ塩湖ではしゃいだり、
ウユニ塩湖手前でバスが泥にハマって皆で押したりとか、
どうしてこの国には未だに多くの文化が実際に残っているんだろうって思ったり、
先住民支援活動をしている人にあったり、

チリでは
ボリビアからの物価の急上昇に泣きそうになったり、
チリ地震の傷跡を見せてもらったり、
チリの地下鉄は想像以上に立派だったり、謎に映画会社にスカウトされたり、
海鮮食べたり、チリのサーモン産業が日本の国際協力によって産まれたものだと知ったり、

アルゼンチンでは
牛肉食べたり、アイス食べたり、牛肉食べたり、
イグアスの滝見たり、牛肉食べたり、タンゴを観たり、牛肉食べたりとか、
アルゼンチン人の生活リズムに驚いたり、
SEXに対してリベラルな人が多いから彼女ができても大変だという青年がいたり、
ファストフードは全くファストじゃなかったり、

ブラジルでは
世界最大の日系人街に滞在したり、久々に美味しいラーメン食べたり、リオのカーニバル観たり、
中米で一緒に旅したブラジル人の家に泊めて貰ったり、その愛犬とキスしまくったり…、
スラム街にいったり、ラーメン食べたり、寝たり、起きたり、トイレ行ったり、ラーメン食べたりとか。

・・・

ええ、この文章、勢いだけで書きすぎました…。

チラッと旅をハイライトするつもりが、妙なことになりましたね。
内容も揃ってないし、途中から文量増えとるし、読み物としてはゴミですね。。
まあ、気にしないで下さい。サラッとでいいんです。
これらは僕の旅の断片的な一部です。

何よりも僕にとって大切でかけがえの無いモノは、人との出逢いでした。
書ききれないほどの出逢い。

海外で働く日本人の方々との出逢い。
現地の人との出逢い。
外国人の旅人や日本人の旅人との出逢い。

そして、まだ見たことの無いモノとの出逢い。
それは景色だったり、歴史だったり、人々の生活だったり、宗教だったり、音楽だったり、アクシデントだったり、サプライズだったり、
いつも姿カタチを変えて僕の前に現れる。

これらの出逢いが無ければ、
僕の旅はきっと、ここまで面白いモノとは思えず、
ここまで楽しめていなかったことと思います。

多くの日本人の旅行者・旅人が観光だけではなく、
もっと”人との出逢い”や”テーマを持って学ぶ”を重視した旅のスタイルはいかが?
と提唱していきたいと思っています。

僕の旅の目的は3つ。

1つは、若者のグローバル志向の底上げ。
僕がお逢いしてきた海外で働く日本人の情報をレポートしていく活動や、
日頃のTwitter、コラムを書いているメディアを通してアプローチしていきます。
※海外で働く日本人のレポートが更新遅れています。申し訳ないです…。
 遅れを取り戻せるように努めます。既に30人程レポート予定です。
 旅が終わる頃には100人には到達している予定です。

1つは、個人的な事。修行。

1つは、新しい旅のスタイルの提唱。
上にも少し触れた通りのことです。

理由は幾つかあるのですが、その中でも僕は、
もっと旅がキャリアアップに繋がってもいいんじゃないかと思っているんです。

僕は旅立つ前に「世界一周に行ってくるよ!」と友人に言うと、
皆「俺(私)も行きたいなぁ!」と言うのです。

そりゃそうですよね、世界一周ですよ!
人生で一度出来るか出来ないかぐらいの事だと、僕自身も自覚しています。
皆もっと行けばいいのに!

何故行かないのか?
行けないのか?

それはやはり、日本社会に根付く、
「長期旅行=放浪=履歴書に穴」という構図があるからです。

つまり、長期旅行をすると日本社会では評価が下がるのが一般共通認識でしょう。

勿論、友人間では世界を色々観てきたのだから、話のネタは尽きません。
人気者間違いないです!(きっと!笑)

しかし、再就職に対して企業から人気者かどうかというと、それは別の話でしょう。
そこが大きなネックになっているのだと僕は思います。

長期旅行経験者が日本社会で評価される!
そんな社会の土台がつくれたら良いなと思っています。
そしたら皆バンバン休職して、キャリアアップの為に世界一周の旅に出れるよ。

しかし、そこは勿論社会人。

そんなことが容易に実現されるわけがありません。
実際に僕は旅をしていて多くの日本人旅行者にも逢いましたが、
企業の採用担当目線で考えると、
確かにキャリアとして評価できるとは言い難い旅のスタイルの人のほうが多いです。

しかし、中には目的意識を持って、
自分の将来に繋げる為に旅をしている人達にも出逢いました。

建築設計士で、世界中の建築物を見て勉強しながら旅をしている旅人。
ゴミ処理場、リサイクル施設を巡りながらレポートをブログで発信している旅人。
社会科の教師になる前に、子供たちに本物の世界を魅せる為に旅をしている旅人。

数は多くはありませんが、こういった目的意識を持ち、
その人の将来や、やりたいことに通じるような旅をしている人達がいました。

僕はこういう人達こそが、
もっと評価されるべきなのではないかと思っています。
(勿論、見せ方や伝え方もあるとは思いますが。)

そして、そういう人達がもっともっと増えれば、
世の中の意識は変わり、
「長期旅行=放浪=履歴書に穴」という構図が崩れ去るのではないかと思っています。

自分探しの旅や放浪スタイルを否定しているわけでは有りません。
自分のお金と時間をつかって、皆リスクを承知で旅をしています。
旅をすること。
それ自体、大変素晴らしいことだと思っています。

しかし、そうではないスタイルがあってもいいと思いますし、
出来る人にはそういうスタイルで旅することで、
より人生を謳歌できるのではないか?
と提案したいのです。

サクっと書くつもりでしたが、異様に一部分について長くなってしまいました。
これまで、新しい旅のスタイルの提唱についてはあまり触れてきませんでした。
しかし、これからはもっと訴えていきたいと思っています。

最後に…
なんと言葉を並べればいいのか、とても難しいのですが、東日本大震災が起こりました。
万人という、多くの人が命を奪われました。
それは憎んでも憎みようがない相手です。(原発はまた別ですが。)
僕の故郷である宮城でそれは起こりました。

祖母が住む親戚の家が全壊してしまいました。
しかし、皆逃げ延びて無事に生きているようです。本当に良かった。

災害直後、緊急帰国をしようかどうしようか迷いました。
しかし、災害救助の素人の僕が直後に行っても役に立たないとプロに言われました。

僕が車に乗って東北道を走る1台のスペースを取るよりも、
自衛隊や物資を積んだ輸送車が走るべきなんだと自覚しました。
言葉に出来ない気持ちを抑えて、その後を見守りました。

災害から1週間、2週間と経過し、状況も変化してきました。
そこで、再び自分が帰国をして、被災地支援をするか否かを考えました。

被災地復興には幾つかのフェーズがあると思います。
短期的、中期的、長期的に分かれると思っています。
今は短期的フェーズから、中期的フェーズに入るところでしょう。
中期的フェーズであれば、僕にも出来ることはあるでしょう。

しかし、多くの人に旅を続けたほうが良いとご意見を頂きました。家族にも言われました。

被災地に行くべきか、
旅を続けるか、
どっちが日本の為に、被災地の為に貢献できるのかを天秤にかけて考えました。

結論、旅を続けることに決めました。

なぜか?その理由は?

それはこの旅を通して、そして僕の人生を通して証明したいと思います。

旅は後1年と長く続きます。
気合を入れなおして、リスタートしたいと思います。

今後とも何卒宜しくお願いいたします。

太田 英基

※最後に、ラスベガスで観たホームレスの写真。
『Homeless,But not Hopeless.』

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